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2018年01月10日(水)

平成29年第4回定例会について

 今般、平成29年第4回定例会に於いて、同僚の那珂市議会議員提案による那珂市議会100条調査特別委員会設置の議案に対して、定例会最終日の採決で私が反対したことをSNS(ソーシャルネットワーク)等によりインターネット上に配信したことに関して極めて遺憾であり言語道断であると思っております。ここで私のこの件に関する意見を述べさせていただきます。今回の菅谷地内旧歯科ビル及び土地の寄附を受ける過程で、法律的に違反か違反でないか、議長から法律的な見解を提示するように指示されましたが、市は顧問弁護士からの法律的な見解を提示していますが、議会側からは議員個人の見解しか出ていません。また、議会が建物撤去の予算を削った後、議会側からの要請で危険除去の立場から、建物の養生費用として毎年200万円の血税がかかる、建物の撤去がいつになるかもわからず、さらにいくらかかるかも不透明で、そういう負担を市民にかけていいのか。そしてまた、今回の調査でも耐震測定等の経費がかかることを考えるとその前に議会は議会として取り組むべき事がないのでしょうか。
 地方自治法第100条の調査権は、証人の出頭要求や記録の提出など、強い強制権が認められているため、その発動については特に慎重な配慮が必要です。今回の特別委員会設置の理由に、関係人が出頭に応じていただけないから当時の概要がわからないとありますが、議会として100条に基づく調査をする前にできることはあるはずです。
今回の地方自治法第100条に基づく調査委員会の設置につきましては、私は一人の那珂市議会議員として他の議員に翻弄されることなく、正々堂々と反対をいたしました。